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ヘルパーステーション そらいろ

『感染予防に努めながら』という枕詞

_d0227066_07561771.jpg 三密を避け、人が少ない場所で休憩を取る機会はスタンダードとなりました。 「日々の感染予防に努めて下さい」というフレーズを聞く機会が多くあります。 『感染予防に努めて』は枕詞のように使われているように感じることもあります。 ガイドヘルプについても「感染予防に努めて」と前置きして支援を行っています。 もちろん、できる対策はしているのですが。 スタッフの健康診断について今年度は実施しようか悩んでおり保健所に問い合わせました。 毎年、5月頃に実施しており、各スタッフが自分の行きやすい病院で行っていましたが、今年度は緊急事態宣言が出され、各病院で健康診断ができない状態でした。 現在は大体の病院で健康診断は受けられるようですが・・・ 感染が再拡大している時期に、敢えて病院へ足を運ぶことに抵抗感を抱えるスタッフもいます。 そこで、今年度は受けなくても良いのかどうかを保健所に問い合わせてみましたが、結果は「例年通りに実施して下さい」との事。 「従業員の健康管理は大切です」との事で、「各病院は感染予防対策をしていますので、感染予防に努めながら受けて下さい」との事。 私達は毎日のように感染予防に努めています。 私が思う一番の感染予防は「感染リスクがある場所へ、敢えて行かない」事です。 この理由から、今年度は必要最低限の活動に止め、人との接触を押さえています。 ヘルパー支援業務ではレストランや病院、公共交通機関利用はありますが、プライベートでは敢えて行きません。 外部の会議や研修についても参加を控えています。 事務所での事務も控えてテレワークを進めています。 マスクや手洗い以外の『三密』『人との接触』を避ける事にも力を注いでいるつもりです。 多くの方が同じように感染予防に努められていると思いますが、それでも感染されている方もいるようで怖いところです。 人との接触があれば濃厚接触者になる可能性はあります。 濃厚接触者となれば二週間の自宅待機を命じられますし、PCR検査を受け結果を待つ間は生きた心地がしないのではないかと思います。 「感染者は悪くない」と言われているものの、実際には感染者や感染疑い者に対する差別は感じます。 PCR検査を受けただけでも周囲からの目は変わるようにも聞きます。 「この度は皆様にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」と濃厚接触者となった方から言われたことがあります。 濃厚接触者となってしまったことは本人の落ち度ではありません。 ただ、周囲に大きな影響を与えてしまうという事は事実ですので謝罪をされる気持ちは理解できます。 有名人が感染された場合は謝罪文を出されていますし・・・ 感染予防に努めながら暮らしていても、濃厚接触者となってしまう可能性はゼロではありません。 「うちの子が感染するのは良いのですが、うちの子から他の子やスタッフの方々に感染させてしまうのが怖いんです」 このように話される保護者の方もおられました。 感染や感染疑い者になると、社会的な制約と差別を受けてしまう現実が怖いんです。 だから、人との接触機会を抑えて濃厚接触者となる可能性も低くしようと努力しています。 「病院だけが感染リスクが高い訳ではないので、そんな過剰に恐れられては何もできませんよ」 「感染予防に努めて活動して下さい」 こんな言葉も保健所から言われました。 政府が進める経済対策も、このような考えに基づいているのだと思いますし、警戒しすぎる事が良い事だとも思っていません。 しかし、感染や感染疑いになった時に受ける社会的制約や差別、批判が大きくて怖すぎます。 他事業所の活動を見ると、対応は様々です。 外出活動を取りやめて施設内活動だけにされている所が多いようです。 どこも『感染予防に努めながら』の活動だとは思います。 施設内活動も三密を避けるのには苦労されているとは思います。 『感染予防に努めながら、〇〇しました!』とグループ活動を紹介されている団体のSNSなどを見る度に、どのような感染予防対策をされているのか気になります。 そらいろでは、そもそもグループ活動は避け、事務所内でも個別活動をするようにしています。 感染予防に努めながらの生活になり、半年が過ぎました。 まだまだ先は長そうで心が折れそうになる時もあります。 『感染予防に努めながら〇〇しています』というフレーズは定型文のようになっている事に怖さも感じる社会状況です。 多くの人々が感染予防に努めていますので、感染しても大騒ぎしないようになれば少しは安心かと思います。 怖がり過ぎなのかも知れませんが、冬が近づき風邪が流行る季節になると心配は増しますね。
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フェイスシールドの活用

_d0227066_17072349.jpg 城陽市役所からフェイスシールドを寄贈されました。 市内の企業から寄贈があった物のようです。 このような感染防止備品の寄贈はありがたいです。 おでこに簡単に装着できる仕組みとなっていました。 フェイスシールドは相手からの飛沫で自分の目を守るのが主目的だそうです。 マスク着用の代わりにはならないのですが、マスク着用が苦手な方などの代用品としても使えないかなと思いました。 事務所での過ごしの際、ずっとマスクを着けて活動するのはしんどい方もいます。 しかし、感染防止対策も必要です。 マスクの無理強いは出来ませんし、他の手段を考えないといけません。 口元をカバーする『マウスシールド』という物もあります。 無理なく装着できる物があれば良いかとは思います。 それにしても、大変な世の中になったものだと改めて感じさせられます。 気兼ねなく人と接することができる日を心待ちにしています。
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多様性に応えるヘルパー支援

_d0227066_11063744.jpg ヘルパー支援には色々なケースがあります。 散歩の支援を行うにしても、その理由や背景はケースにより様々です。 「気分転換」の散歩もあれば、「健康増進」や「体力作り」の散歩もあります。 「居場所作り」の意味合いとしての散歩支援もあります。 ヘルパーがマンツーマンで対応する支援ですので、利用者さんのニーズにダイレクトに対応できるのが強みかと思います。 一人ひとりに合わせたオーダーメイドの支援がしやすい支援形態かと日々感じています。 ある程度の支援の形は似通ってきますが、「ヘルパー支援とは〇〇の形であるべき」という考え方は置いておいた方が、複雑な利用者さんのニーズには応えやすいかと思います。 「放課後支援は、こう過ごさなくてはいけない」 「ガイドヘルプは土・日・祝日の昼間に使うもの」 「通院支援はヘルパーが行わなくてはならない」 などなど、障害福祉に携わられている方は『いつの間にか作られてきた常識』みたいなものに囚われてしまいがちかと。 もちろんスタンダードな支援の形を知っておく事は大切ですし、どんなケースも精度を度外視した対応は行いません。 制度を正しく理解して活用する事を忘れてはいけないと思います。 ただ、人の暮らしは人それぞれであり、価値観も様々です。 多様性を認め、その人に合わせた生活スタイルを当事者目線で一緒に創り上げていく事を忘れてはいけません。 障害福祉サービスが充実してくると、サービスの枠にはめ込む事で地域生活支援っぽく見えてしまう事もあるかも知れません。 当事者の方が幸せであるなら良いですが、制度の枠内だけでは応えきれないニーズはあるかと思います。 「制度で認められていないし無理か・・・」と諦めてしまうとパワーレス状態に陥ってしまい、潜在的ニーズに気付けない事もあります。 「こんな事もしてみたい!」と前向きな気持ちになれるような支援を展開できれば良いですね。 障がい者総合支援法になってからも長い月日が経ちました。 障がいがある方の地域での多様な暮らし方を支援できるよう、日々のニーズに向き合い、現場から精度を変えていけるように精進したいと思います。 あらゆる制度は先人の苦労の元、形作られてきたものですので、今後の福祉制度も良いものにしていければと思います。 そらいろの力は小さいですが、それでも多くの地域課題を発信して変えていければ幸いです。
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